向島ドック 株式会社

製造業 / 輸送用機械器具製造業

Interview 01

岡本 翔太 さん

11年目 / 技術職

長崎県南島原市出身。長崎県立有馬商業高等学校卒業。
2010年7月入社。現在、技術グループ トランスチームに所属。

入社してから今までどんな仕事をし、今はどんな仕事をしていますか?

トランスチームの運搬という部署に配属されました。運搬は、重量物の運搬や高所作業用に足場を設置する部署です。前職も同じような仕事をしていたのですが、「向島ドックにすごい人がいる!」という噂を聞き、その方の下で働きたいと思い、転職してこの部署に配属してもらいました。
これまで38tを超えるような重量物を運搬したり、高さ20Mを超える足場を組み立てたりしました。足場のサブリーダー、リーダーを経て、昨年よりトランスチームマネージャーとして、足場の設置や船の移動等を、安全かつ短納期・高品質を目指し、指揮しています。

入社してから良かった!と思ったことは何ですか?

1つめは、社員全員に活気があること。後向きな発言が少なく「どうやればできるか」と前向きに考える人が多いです。やるときはやる!遊ぶときは遊ぶ!とメリハリをつけながら、皆で団結して仕事をしている姿に最初は驚きました。
2つめは、社員同士協力し合っていること。仕事で困っていることやトラブルがあれば他部署でも応援に駆け付けるところは素晴らしいと思います。私も何度助けられたことか…。皆さんに感謝です!
3つめは若い社員が多いこと。平均年齢は35歳で、チームリーダーも30代が多いです。積極的で前向きな人が多いので、働いていて毎日が楽しいです。

新人の頃と比べて今の自分はどうですか?

新人の頃は自分の仕事でいっぱいいっぱいで、自分のことしか考えられなかったです。しかし、上司からは「自分だけじゃなく周りに気を配れる人間になれ」と口酸っぱく言われていました。今思えば、向島ドックは社員同士が協力し合う会社だから自分のことだけ考えるな!と遠回しに言ってくれていたのかなと思います。また、新人の頃は仕事が予定通りにいかずイライラしていましたが、今は客観的に見られるようになりました。予定外の出来事にも、最短で修正する方法はないかを考え、行動できるようになりました。

後輩教育で実践していること、気をつけている事はありますか?

なぜその作業が必要なのか、その作業をするときにどんな危険が潜んでいるか等、根拠も含め教えるよう心がけています。そうすることによって、後輩も納得して仕事に取り組むことができ、根拠を知ることでリスクアセスメントにもつながりますので、今後も続けていこうと思います。

目標とする人・尊敬する人はいますか?

目標とする人は私の上司です。仕事については厳しいですが、部下一人一人としっかり向き合い、きちんと部下を守ってくれるかっこいい人です。BBQや花見なども積極的に誘ってくれます。向島ドックの10年後、世代交代した後のことも考えてくれていて、今のトランスチームの基盤を作ってくれたといっても過言ではない人です。私も将来は上司のように誰からも信頼される人間になりたいと思います。
尊敬する人は、他社でも「向島ドックにすごい人がいる」と噂されるほどの方です。経験量、知識量が半端なく、船のことは何でも知っています。それ以外のこともなんでもよく知っていて圧倒されました。この方にはいつまでたっても敵わないと思う、心から尊敬する人です。

向島ドックおすすめですよ!

造船関係に興味ある方、どんな仕事に就こうか悩んでいる方、勉強に自信がない方、向島ドックいいですよ! 社員からのボトムアップで“よい会社”にしようと改革しているので、とても風通しが良くやりがいがあります。
コロナ禍でも仕事に大きな影響はなく、ボーナスもしっかりもらえる安定した仕事です。体力系の仕事ばかりではないので、女性でも大丈夫!
配属先の希望も出せますし、その人に合った部署に配属してくれるので、安心してきてもらえればと思います。
入社前に見学もできるので気軽に来てみてくださいね♪

Interview 02

板倉  陵 さん

8年目 / 営業

香川県小豆島町出身。大阪産業大学工学部電子情報通信工学科卒業。
2014年4月入社。現在、営業グループ営業チームに所属。

今の職種を選んだ理由は何ですか?

私の父がタンカー船の船長をしており、船にあこがれがあったからです。船酔いが酷く船員は早くに諦めましたが(笑)、船に関わる仕事に就きたくて、大学に置いてあった向島ドックの求人資料に興味を持ちました。見学時に尾道に初めて来たのですが、渡船や造船会社の多さ、船と密接にかかわっている暮らしをみて親近感がわきました。会社は想像していたより大きくて驚きましたが、対応してくださった人の雰囲気が良く好印象だったので、ここに決めました。父とは船トークで盛り上がることもあり、この職業に就いて良かったなと思うことの1つです。

入社してから今までどんな仕事をし、今はどんな仕事をしていますか?

昨年までは機関チームで機関担当技師をしていました。エンジンやポンプ等の工事の工務監督のような仕事で、工程管理、部品発注、状況に応じた最適な工事提案等、多岐にわたります。船の機械はシビアなコンディションで使用されていることが多く、検査すると不具合があることもしばしばです。発生している不具合を突き止め、解決した時にはとても大きな達成感を感じました。
現在所属している営業チームでは、工事時期の調整、内容の打合せ、費用の算出を行っています。特に工事内容の打合せは重要で、工事によって何か月も前から準備が必要となります。

どんな方がご自身が今されている業務・職種に向いていると思いますか?

人と会話をすることが好きな人は向いていると思います。担当技師、営業共に社内外問わず人と話す機会が多いです。会話から事前にミスを発見してもらえたりするので、重要なスキルだと思います。あと、仕事と自身の興味が重なると生き生きと仕事ができると思います。船や機械が好き、溶接が好き、車をいじるのが好きな方にも向いていると思います。専門知識は後から身につくので学生の時には必要ないと思います。私も大学は電気科でしたが、今では機関のスペシャリストになったと自負しています。

仕事が休みの日の過ごし方はどのような感じですか?

家族とはよくキャンプに出掛けます。最近では熊本の阿蘇で宿泊し、雄大な自然の中のんびり過ごしました。
同僚とは自転車でツーリングに出掛け、しまなみ海道を渡ったり、山でオフロードを走ったりと充実した日々を過ごしています。
社内で様々な部活動があるのですが、最近アウトドア部を立ち上げました。会社から部費も出るので、道具を揃えたり、イベントをしたりしています。部員以外の社員や家族も参加可能なので、家族ぐるみで仲良くなれたり、他部署の人たちと交流できたりするので、仕事も円滑に進むことが増えました。様々な趣味を持っている人が多いので部活を通していろんな交流ができて楽しいですね。

今後どんなことにチャレンジしたいですか?

営業チームに配属されたばかりなので、営業での大切な知識を増やしていきたいです。機関チーム出身だからこそできる、必要な工事を効率的に行なえる調整を図り、スタッフにもお客様にも役立てるようになりたいです。
サイクリング部に所属しているので「グラン・ツール・せとうち」等の自転車大会にも参加したいと思っています。目標を立ててみんなで練習するのが楽しいです。個人的にはいつか富士山にキャンプに行きたいと思っています。

自分に関わりのあることを仕事に。

私は小豆島出身なので、帰省するとき必ず船に乗るのですが、乗った船が気になり楽しくて仕事のモチベーションにつながっています。自分に少しでも関わりのあることだと生活のふとした瞬間に「あっ!」と思う発見があり嬉しくなりますよ。
また、学生の時にはバイトをしておくのがいいです。“仕事をする”という環境がどういうことなのか、知っているのと知らないのでは社会に出たときに違います。
単位を落とさない程度にバイトも楽しんでください。