ABOUT
ONOMICHI

広島県の南東部に位置する尾道市は、向島との間を流れる尾道水道(海の川)に面し、古くから港町、商都、海上交通の要衝として栄えてきました。江戸時代には北前船(きたまえぶね)の寄港地として、今は国内屈指の造船業・造船関連業及び海運業の集積地となっています。

明治31年4月1日に県内で2番目に市制を施行し、平成30年に市制施行120年を迎えました。これまでに隣接町村との8回に及ぶ合併、そして平成17年には御調町及び向島町と、平成18年には因島市及び瀬戸田町との合併を経て、それぞれの歴史・文化・地域の魅力がひとつになり、全国的に注目を集めるまちとなりました。多くの人を魅了してきた尾道の歴史と景観は、平成27年・平成28年・平成30年に、文化庁「日本遺産」として全国最多となる3件が認定されました。

令和元年には、嘉応元年(1169年/平安時代)に、備後大田庄からの年貢米積出港として尾道の港が指定されてから850年を迎えました。

瀬戸内のほぼ中央に位置し、山陽自動車道、しまなみ海道(西瀬戸自動車道)、やまなみ街道(中国横断自動車道尾道松江線)が交わる「瀬戸内の十字路」としての発展も大いに期待できるまちです。

伝統的なお祭りも多く、中でも「尾道みなと祭」、「おのみち住吉花火まつり」、「尾道ベッチャー祭り」は、尾道市民はもとより県内外からの多くの見物客で賑わいます。

POINT 01

街に近い里山で
スローなくらし。

尾道市中心部から車で30分ほどで、ゆるやかな山に囲まれた里山風景が広がります。
山間部にも集落が点在し、里山の暮らしもできます。東西へ流れる御調川に沿って国道がはしり、宅地と田畑が広がり、スーパーマーケットや農家直送の野菜が買える道の駅など生活インフラも整っています。町の中心部には複合医療施設があり、子育て世代からシニア世代まで安心して暮らせる「福祉の町」として知られています。
子ども図書館や子育て支援センター等の施設も充実しているので、子育て世代に暮らしやすい場所でもあります。

POINT 02

瀬戸内海の
穏やかな気候と多島美。

尾道市の南部に位置する島しょ部は、大小合わせて10以上の島が点在しています。
向島と因島、生口島は「瀬戸内しまなみ海道」の開通により、一番遠い生口島からでも車で30分ほどで中心部と行き来ができます。
そんなしまなみ海道は、「サイクリストの聖地」とも呼ばれるサイクリングの人気コース。
日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートとして、令和元年11月に国土交通省から第1次ナショナルサイクルルートとして国内3ルートの1つに指定されました。

千光寺公園頂上展望台
 PEAK(ピーク)
2022年3月29日にリニューアルオープンしました。
愛称は、「頂上」を意味する「PEAK(ピーク)」です。
長さ63メートルの展望デッキからは、尾道水道や日本遺産の
街並みを大パノラマで楽しむことができます。

POINT 03

文化の中に
新しさが増えていくまち。

古民家などを再生し、未来へとつなげるプロジェクトが盛んに行われています。尾道空き家再生プロジェクトや、かつての海運倉庫をリノベーションしたONOMICHI U2などもまた、尾道の人や文化を伝えていくムーブメントの中でつくられた場所。
今、尾道には新しい息吹が生まれ、まち全体がどんどんおもしろくなってきています。個性的な店舗も増え、歴史ある文化の中にも新しさがある、変化するまちです。アーティストも増えて、街や島を巻き込んだアート活動なども盛んになっています。

HIBI COFFEE

目の前を電車が通る非日常の空間で、日々に寄り添うほっと一息つけるコーヒー店

Iターン 静岡県出身

観音山フルーツパーラー

大阪で教員を経て、地元尾道で柑橘農家として再スタート農家直送の美味しい果物のパフェが食べられます

Uターン 向島出身

Fika

店内全てがオシャレでかわいい北欧カフェランチとコーヒー&ビールでゆっくりFika(お茶)して下さい

地元で起業 尾道市出身

POINT 04

歴史と文化
日本遺産のあるまち。

日本遺産(Japan Heritage)とは、文化庁が平成27年度に創設したもので、地域に点在する有形・無形の文化財をパッケージ化し、日本の文化・伝統を語るストーリーを認定する制度です。
尾道市は、日本遺産第1号となる初年度・平成27年4月「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」が認定され、翌年の平成28年4月「”日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島 -よみがえる村上海賊”Murakami KAIZOKU”の記憶-」が認定、そして、平成30年5月「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 〜北前船寄港地・船主集落〜」に追加認定され、全国最多となる3件が認定されています。

STORY #014
尾道水道が紡いだ
中世からの箱庭的都市

STORY #036
“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島
-よみがえる村上海賊
“Murakami KAIZOKU”の記憶 –

STORY #039
荒波を越えた男たちの
夢が紡いだ異空間
~北前船寄港地・船主集落~

POINT 05

のんびりアクティブな
移住ができるまち

島と里山と町でのくらしが楽しめる、のんびりアクティブな移住ができるまち尾道。
尾道はどんなところなのか、実際に移住した方に聞いてみました!

天満町在住 30代・女性
神奈川県からIターン
(移住1年目)

日常の中に穏やかな海がある生活は、尾道に移住してから1年経った今でも、常に新鮮なものとして、私の目に映っています。
海や空の色、山々の木々の色の変化から、四季の移ろいを感じ取ることができるのも、この町の住民になったからこその貴重な体験です。
尾道は暮らしていく上で必要なスーパーや病院といった施設と、美しい自然や散歩して楽しい町並みなどが、ほどよいバランスで保たれている町だと感じています。また、移住者も多く、商店街まで足を延ばせば面白いお店がたくさんあり、孤独感を感じたことはありません。
最近の趣味は、移住後にできた友人と行くサイクリングで、休日になると渡船に乗って、しまなみ海道沿いの島々を自転車で巡っています。
目的地も定めずゆっくり島々を巡り、美しい風景を眺めたり、気になるお店に立ち寄ったり…。ちょっとした小旅行をしている気分を味わえます。
ゆったりとした風景の中で、次々と新しい物事が始まっている尾道。これからも、この町での暮らしを楽しんでいきたいと思います。

向島在住 30代・男性
東京都からJターン
(移住2年目)

子どもたちが小学校に入学する前に、自然環境が豊かで、のびのびと子育てができる地域に移住しようと、夫婦の出身地に近い尾道市に移住しました。
その中でも私たちが住む向島は、尾道大橋で本土と繋がっていて、渡船もあることから交通の面で不便さは感じていません。また島内に、食料品をはじめとする生活必需品が購入できるお店が揃っており、病院や、保育施設から小中学校、私立の高校まであるので、正直なところ、日常生活の中では、島に住んでいることを忘れてしまうほどです。一方で島の南側まで行けば、自然の砂浜や公園、オートキャンプ場などが点在していて、瀬戸内海の大自然の中でのびのびと子育てができる環境が揃っています。
こうした便利さと自然が両立している向島の環境を知って、島内に移住するファミリー層が増えているといいますが、実際にその中の一家族として、のんびりと楽しく、島暮らしを送っています。

栗原西在住 40代・男性
愛知県からIターン
(移住1年目)

尾道が舞台になった作品の影響で、ロケ地巡りをしたのが最初の尾道訪問でした。その後再訪を重ねる中で、飲食店の方など、市民の皆さんとの交流が深まり、徐々に「この町に住みたい」という思いが強くなっていきました。「縁もゆかりもない尾道に移住してやっていけるだろうか」という不安はありましたが、一度しかない人生、後悔が無いようにと1年前に引っ越してきました。
移住してから分かったこととして、尾道は車があれば、東西南北いずれの方向にもアクセスが良いというものがあります。北は中国やまなみ街道、南は瀬戸内しまなみ海道、東西には山陽自動車道が通っており、近隣の観光地まで容易に行くことができるのです。
これまで中国地方にご縁が無かった分、尾道を拠点に、いろいろな場所を訪れ、見分を広めていきたいと考えています。

人と尾道

尾道市のシティプロモーションサイト。
尾道の日常の景色や人を随時紹介しています。尾道に根を張り今を生きる人たちの素敵なストーリーをお楽しみください。

尾道市空き家バンク

空き家をお探しの方と空き家を有効活用したい方の橋渡しと、定住促進による地域の活性化を図ることを目的としています。
現在尾道市内には、次の4つの空き家バンクがあります。