アイサービス 株式会社
製造業 / 食料品製造業
Interview 01
藤山 明信 さん
7年目 / 管理栄養士
山口県防府市出身。九州栄養福祉大学食物栄養学部卒業。
2017年11月入社。現在、技術開発部に所属。
就職先に尾道市を選んだ理由は何ですか?
結婚を機に、妻の実家がある尾道市因島に移住をしました。そこから通勤が可能な範囲ということで尾道市内の会社を選びました。因島は田舎ではありますがスーパーなどもあり、生活に困ることもなく住みやすいです。私の地元も山と海が近い場所だったので馴染みやすかったです。子供たちは、夏は海水浴、秋はどんぐりや松ぼっくり拾い、冬には知り合いの山ではっさくを好きなだけ取らせてもらえたりなど、のびのびと過ごせているので尾道に来てよかったなと感じています。
入社を決めたきっかけは何ですか?
一般企業でありながら、管理栄養士という資格を生かせる開発業務があることや、大勢の管理栄養士メンバーと仕事ができることにも魅力を感じました。管理栄養士の仕事は、病院や施設での勤務先が多いですが、その場合、1~2人の少人数勤務で製造現場に入ることも多く、休みが不定休で盆や正月などの大型連休に休みを取りづらい場合があります。当社は食品メーカーのため、日祝休みで連休もしっかり取ることが出来ます。技術開発部には、現在7人の管理栄養士が在籍し、チームになって商品開発を行っています。同じ職種ならではの想いや悩みを共感・相談できるのでとても働きやすいです。
入社してから今までどんな仕事をして、今はどんな仕事をしていますか?
入社後、まずは現場を知るため製造・ピッキングを経験し、その後、送り状の仕分け・セットする業務→献立制作業務→食材発注→商品開発へと、順を追って経験してきました。製造を経験したことによって、製造における手作業や流れ作業の大変さ、失敗につながらないよう気を付けるポイントが分かり、より現場に負担のない製造方法などを考え開発するように心がけています。現在は新メニューを開発することが多いのですが、価格・味・栄養面・生産効率・安全性・衛生面など様々なことを考えながら作らなければなりません。変化の早い世の中の流れについていくためにも、お客様のニーズにしっかりと向き合うためにも、日々研究、日々勉強です。
今までで一番印象に残っていることは何ですか?
一つ一つの商品を開発し、お客様のもとへと届くまでのスケジュールが決まり、指示書を次の部署に託せた時、また商品が出来上がった時に達成感を感じます。初めて私が主導で開発した商品に「朝めしまえ」という冷凍弁当があります。こちらの商品は、朝食を冷凍弁当化する事により病院や施設の「早朝の人員確保問題」や「厨房業務の省力化」という課題を解決しながら、管理栄養士監修の美味しい食事を安心・安全に召し上がっていただけるというものです。実際に病院で採用され、患者様が召し上がられているところを見たときは本当に嬉しかったです。
貴社の福利厚生はどんなものがあり、利用してみてどうでしたか?
幼稚園児の子どもが2人いるのですが、有給休暇を利用して、子どもの行事に全て参加できているので、有休が取得しやすい環境にありがたいなと思います。半休もあるので、午前中に子どもの用事を済ませてから出勤できるのも助かっています。子育て世代の人も多いため、お互いサポートしながら助け合うことが自然に出来ている職場です。産休・育休をとった後に職場復帰する方も多いですし、時短や勤務場所の相談もしやすい環境です。
Interview 02
浪花政三郎 さん
8年目 / 品質管理部兼人事部 部長
山口県宇部市出身。福山大学生命工学部海洋生物工学科卒業。
2016年4月入社。現在、品質管理部兼人事部に所属。
仕事が休みの日の過ごし方はどのような感じですか?
職場の気の合うメンバーと、美味しいお酒を飲みに行ったり、スポーツ観戦、映画鑑賞等、その時の気分で決めています。ただ集まって遊ぶのではなく、一緒に体験する時間を過ごすことで、お互いのことを理解しあったり、所属部門は違っても気軽に相談出来る雰囲気づくりを行っています。普段から部署や立場関係なく助け合える職場なので、さまざまなコミュニティができており、各々のメンバーで集まったりしています。
今後どんなことにチャレンジしたいですか?
人の育成にチャレンジします。株主、お客様、従業員、それぞれが満足度の高い会社にしたいと考えています。特に評価制度の見直しを行うことが課題です。700人規模にもなってくると、様々な人がいます。世の中の変化が激しいからこそ、戦う集団であり続けるために、きちんと評価できる会社でありたいと思います。
入社してから今までどんな仕事をして、今はどんな仕事をしていますか?
35歳の時にご縁があり、入社後は、初代社長室として社長指示に基づき社内改善に向けた調査からキャリアをスタートしました。2年目からは、工場運営、間接部門業務に幅広く携わることで経験を積みました。4年目に組織再編制、給料体制の見直しを実施、5年目に笠岡工場の初代工場長、6年目に品質管理部の立ち上げ、2023年4月からは人事部を立ち上げ、現在2部門の部門長を兼任しています。どの仕事にも言えることですが、目標設定の為の分析に基づきビジョンを明確にし、何を目的に日々の業務を行うかを定めることが重要と考えます。目標を達成する為には、使える経営資源(人、モノ、金)を細かく分析し、誤解を恐れず関係部門へ意見することで、関連部門が同じ方向で進むよう取り組んでいます。
今までで一番印象に残っていることは何ですか?
2年目に急な商品規格の更新作業が発生し、1週間ほど深夜まで対応したことがありました。その時に、ある同僚女性が頑張ってくれたことで、遅延なく製造に繋げることが出来ました。私の仕事は、同僚が作成した資料のチェックを行うこと。深夜までチェック作業を行う私を見て、社長も一緒に残り、見守り、気に掛けて下さいました。あの1週間の出来事を無事に乗り切った時、私のココロは感謝と喜びで満たされました。とてもハードワークであり、ドラマチックな経験でした。
後輩教育で実践していること、気をつけている事はありますか?
部下には本人の意見を聞くことを大切にしています。それだけ、各自に役割があると考えています。会社には、それぞれ事情があり、全ての意見を反映させることは出来ない場面が多いのも事実ですが、本人の意思がない仕事に価値はないと考えます。どんな仕事も、必ずゴールを決めて取り組み、良い結果も、悪い結果も、次に活かせるよう評価と分析を行うことを徹底し、フィードバックすることで業務精度の見直しを心掛けています。また、「隣の人が悲しい表情をしていたら、必ず声を掛けてあげなさい」と伝えています。所属が異なると、同じ社内でも理解し合うことは難しい場合もありますが、まずはヒトとして正しく生きるよう意識して伝え、独りよがりな意見や行動は特に厳しく指導を行っています。